ドタキャン、そして-3キロ
2021年2月23日 日常 コメント (8)生きた心地がしない数日間だった。
19日夜
18時に子供達にご飯を食べさせ仕事の電話を30分ほどしていた。
19時過ぎ、夫が仕事から帰ってきて晩御飯にするまえに子供たちの姿を確認しようとしたら…長男がいない。
夫にそのことを伝えても、そんなはずないやろ、どこも開いてないのに。
しかしどこをめくっても開けてもひっくり返してもどんなに探しても見つからず、夫も一緒に探したけど本当にいない。
夫は焦りだし私はパニック。
一か所だけ、もしかしたらここから落ちて外に出ちゃったのかもという箇所があり外を探し始めた。
23時ごろ、長男がいた! 来て! と夫の声が聞こえたから行こうとしたけど私も焦っているし声の場所が分からず少し遅くなって合流したとき、タイミング悪く電車が来てしまいほんの一瞬だけど長男の姿を確認できたとたん驚いてものすごい勢いで逃げてしまった。
そこからはどれだけ探しても全く分からず。
家に戻ってトイレを一つ庭先に置き、窓を開けたまま一夜を過ごしたけど一睡もできず何度も外を見ながら長男を待った。
20日
私は人と話せる状況ではなく夫に電話をしてもらいイベントはキャンセルさせてもらった。
完全に涙腺崩壊、泣きじゃくりながら迷子猫のチラシを作り、私の仕事用SNSに助けを求め、近くの友人に連絡して拡散をお願いし、この日から、朝、昼、夕方、夜、終電後と長男を探し回った。
そして猫ボラさんに連絡をして捕獲機を借り、チラシも小学校や公民館に持っていき近隣の町内外に投函、手渡しをした。
21日
探し回っている中で、所かまわず大きな声で名前を呼ぶとかえって家の方向が分からなくなるんじゃないかと思い、見回りに行く気は小さな声で、ここはおうちの近くだよと伝えられるくらいの声で呼び、庭の敷地内からは最後に長男を見た方向に向かって大声で名前を呼び続けた。
探し回っていると、町内の人も気にかけてくれて、子供たち探し回ってくれて、仕事終わりに探してくれる人がいたり、猫がいたと連絡をくれたり、探し方を教えてくれる電話をくれた方がいたり、引っ越してきてまだそれほど日がたっていない私たちに本当に親切にしてくれた。
22日
警察、保健所へ行き、近隣の動物病院、コンビニ、その他、地元の人が行きそうな病院にもチラシを張ってもらった。
長女も次男もいつもと違う雰囲気に不安そうにしているし、お天気も崩れる予報でとにかく一日も早く見つけて連れて帰ってあげなければと焦りながら、終電直後はさすがに動かないだろうと思い、午前2時に捜索することにして少し仮眠を取ることにした。
長男のことをを思うと、布団で寝てしまっていることが申し訳なくて辛くて悲しくて罪悪感にさいなまれながら布団に入ろうとしていたら動物病院の看護師さんからラインが来た。
今から明日のお昼ごろまでなら一緒に創作できます、と。
午前二時だしさすがに申し訳ないと思ったけど、ここは甘えさせていただこうと時間をお伝えしたら、もちろん大丈夫、行きますと返事をくれて二時前に来てくれた。
私は長男がパニックになって走り去った、家とは逆の方向を、夫は表側。
看護師さんは庭を重点的に操作。
しばらくすると看護師さんから、ねーこさん! おったよ、おった! すぐ戻ってきて!!!
長男は離れの戸袋の上で縮こまっていた。
早く、とにかく早く、一秒でも早く保護したかったけどここは冷静にならないとだめだと自分に言い聞かせ、静かに近づき名前を呼んで声をかけ続け、背が全く体内から看護師さんに見守ってもらって脚立を取りに行き、大きな音をたてないように不安定な場所に設置。
そうーっと、そうーっと声をかけながら登り、それでも指先しか届かなくて
指先で長男をなでていたらふみふみを始めたから私だと認識してくれたと少し安心した。
背伸びして片足を塀にかけ、少し長男に近づくことができた。
指先の匂いを嗅いでもらって安心してもらい、いつも使っているタオルの匂いもかがせてたぶん十数秒。
そっと手早く首根っこをつかんで胸元に抱き寄せた。
成功!
脚立の上と塀で片足ずつ大きく広げた私の足。胸元には長男。
え、どう降りる?
塀の向こうで光を当てながら見守っていてくれた看護師さんに脚立が動かないように支えてもらい、半ば飛び降りるように着地。
長男は少しだけもがいたけど、しっかり胸に抱いたまま。
準備していたキャリーバッグに無事入れることができてやっと、やっと安堵した。
そして夫を探しに…。
数分後合流。
家に入ったらしばらくは興奮するかと思ったけど、長男は家だと分かったのか思いのほか落ち着いていて、すぐにご飯をしっかり食べ、それでは足りないとちゅーるを2本舐めた。
少し痩せていたけどケガもせず、4日間も外にいたのに体もきれい。
本当に生きた心地がしなくてずっと泣きどおしてご飯も食べられず、3キロ落ちていた。
でも、こんなダイエットはもうこりごり。
そして泣きすぎた私は、ただでさえ小さい目がさらに小さくなり絶賛顔面崩壊中。
天気予報では明日からまた寒くなるというし、そのあとは雨。
それまでに保護できて本当に良かった。
長女と次男も不安そうにしていたし元気なかったもんね。
途中で席を外したりして時間をかけて書いたので誤字脱字などあるかも(^^;)
19日夜
18時に子供達にご飯を食べさせ仕事の電話を30分ほどしていた。
19時過ぎ、夫が仕事から帰ってきて晩御飯にするまえに子供たちの姿を確認しようとしたら…長男がいない。
夫にそのことを伝えても、そんなはずないやろ、どこも開いてないのに。
しかしどこをめくっても開けてもひっくり返してもどんなに探しても見つからず、夫も一緒に探したけど本当にいない。
夫は焦りだし私はパニック。
一か所だけ、もしかしたらここから落ちて外に出ちゃったのかもという箇所があり外を探し始めた。
23時ごろ、長男がいた! 来て! と夫の声が聞こえたから行こうとしたけど私も焦っているし声の場所が分からず少し遅くなって合流したとき、タイミング悪く電車が来てしまいほんの一瞬だけど長男の姿を確認できたとたん驚いてものすごい勢いで逃げてしまった。
そこからはどれだけ探しても全く分からず。
家に戻ってトイレを一つ庭先に置き、窓を開けたまま一夜を過ごしたけど一睡もできず何度も外を見ながら長男を待った。
20日
私は人と話せる状況ではなく夫に電話をしてもらいイベントはキャンセルさせてもらった。
完全に涙腺崩壊、泣きじゃくりながら迷子猫のチラシを作り、私の仕事用SNSに助けを求め、近くの友人に連絡して拡散をお願いし、この日から、朝、昼、夕方、夜、終電後と長男を探し回った。
そして猫ボラさんに連絡をして捕獲機を借り、チラシも小学校や公民館に持っていき近隣の町内外に投函、手渡しをした。
21日
探し回っている中で、所かまわず大きな声で名前を呼ぶとかえって家の方向が分からなくなるんじゃないかと思い、見回りに行く気は小さな声で、ここはおうちの近くだよと伝えられるくらいの声で呼び、庭の敷地内からは最後に長男を見た方向に向かって大声で名前を呼び続けた。
探し回っていると、町内の人も気にかけてくれて、子供たち探し回ってくれて、仕事終わりに探してくれる人がいたり、猫がいたと連絡をくれたり、探し方を教えてくれる電話をくれた方がいたり、引っ越してきてまだそれほど日がたっていない私たちに本当に親切にしてくれた。
22日
警察、保健所へ行き、近隣の動物病院、コンビニ、その他、地元の人が行きそうな病院にもチラシを張ってもらった。
長女も次男もいつもと違う雰囲気に不安そうにしているし、お天気も崩れる予報でとにかく一日も早く見つけて連れて帰ってあげなければと焦りながら、終電直後はさすがに動かないだろうと思い、午前2時に捜索することにして少し仮眠を取ることにした。
長男のことをを思うと、布団で寝てしまっていることが申し訳なくて辛くて悲しくて罪悪感にさいなまれながら布団に入ろうとしていたら動物病院の看護師さんからラインが来た。
今から明日のお昼ごろまでなら一緒に創作できます、と。
午前二時だしさすがに申し訳ないと思ったけど、ここは甘えさせていただこうと時間をお伝えしたら、もちろん大丈夫、行きますと返事をくれて二時前に来てくれた。
私は長男がパニックになって走り去った、家とは逆の方向を、夫は表側。
看護師さんは庭を重点的に操作。
しばらくすると看護師さんから、ねーこさん! おったよ、おった! すぐ戻ってきて!!!
長男は離れの戸袋の上で縮こまっていた。
早く、とにかく早く、一秒でも早く保護したかったけどここは冷静にならないとだめだと自分に言い聞かせ、静かに近づき名前を呼んで声をかけ続け、背が全く体内から看護師さんに見守ってもらって脚立を取りに行き、大きな音をたてないように不安定な場所に設置。
そうーっと、そうーっと声をかけながら登り、それでも指先しか届かなくて
指先で長男をなでていたらふみふみを始めたから私だと認識してくれたと少し安心した。
背伸びして片足を塀にかけ、少し長男に近づくことができた。
指先の匂いを嗅いでもらって安心してもらい、いつも使っているタオルの匂いもかがせてたぶん十数秒。
そっと手早く首根っこをつかんで胸元に抱き寄せた。
成功!
脚立の上と塀で片足ずつ大きく広げた私の足。胸元には長男。
え、どう降りる?
塀の向こうで光を当てながら見守っていてくれた看護師さんに脚立が動かないように支えてもらい、半ば飛び降りるように着地。
長男は少しだけもがいたけど、しっかり胸に抱いたまま。
準備していたキャリーバッグに無事入れることができてやっと、やっと安堵した。
そして夫を探しに…。
数分後合流。
家に入ったらしばらくは興奮するかと思ったけど、長男は家だと分かったのか思いのほか落ち着いていて、すぐにご飯をしっかり食べ、それでは足りないとちゅーるを2本舐めた。
少し痩せていたけどケガもせず、4日間も外にいたのに体もきれい。
本当に生きた心地がしなくてずっと泣きどおしてご飯も食べられず、3キロ落ちていた。
でも、こんなダイエットはもうこりごり。
そして泣きすぎた私は、ただでさえ小さい目がさらに小さくなり絶賛顔面崩壊中。
天気予報では明日からまた寒くなるというし、そのあとは雨。
それまでに保護できて本当に良かった。
長女と次男も不安そうにしていたし元気なかったもんね。
途中で席を外したりして時間をかけて書いたので誤字脱字などあるかも(^^;)
コメント
生きた心地しないの、よ~くわかります。
長男ちゃんも、心細かったでしょう。
わが家も、20年前の建て替え時、実家の倉庫に間借りしていたのだけれど、
一匹ち脱走。 窓の金網が一か所、壊れていたの。
真夜中にもかかわらず、隣家のガレージで発見。 失礼を顧みず、ブザーを押して、一件落着。
もう、あんな思いは2度としたくありません。
保護出来て、本当に良かった❣ お疲れさまでした。
ご長男もさぞ心細かったでしょうね。
猫命、ネコ馬鹿親として、我が身のことのようで・・・
どうぞゆっくりお休みくださいね♪
私もかつて愛犬まるが脱走して迷子になったときは半狂乱でした。
幸い見つかりましたが、人目を憚らずギャン泣きでした。長男ちゃんもどれだけ心細かったか。悪夢の日々でしたね。何はともあれ無事でよかった。
マイナス3キロが壮絶さを物語りますよね。寒くなる前で良かった。
今日はねーこさんもお子ちゃま達もゆっくりお休みくださいね。
長男くんも心細かったと思うよ。
無事見つかって本当に良かった。
探し回ったねーこさんもご主人も協力してくれた皆さんもお疲れ様でした。
ゆっくり休んでね。
私も痩せる想いでした。風邪をひかせてしまった時に。
ねーこさんの苦しさ、お察しします。本当に無事で良かったですねー
本当に心配だったでしょう。
一気に安堵に変わり、
ヘナヘナになりますよね。
いずれにしても雨の降りだす前に見てかった事、何よりです。
どうぞ、ゆっくり、お身体休めて下さいね。お疲れ様でした。
本当に苦しい数日間でしたねぇ。お疲れ様です。
まだ慣れない新居生活も有るとは思いますが、ゆっくり休んで下さい~
◆マダムMさん◆
◆まるこさん◆
◆ぎんじさん◆
◆街花。さん◆
◆naochan◆
◆11さん◆
ご心配いただきありがとうございました。
このようなことが二度と無いよう、今まで以上に気をつけようと思います。