穏やかに終わるはずが

今日は出かける予定も無く、平々凡々に一日が終わるはずだった。
夕方までは…。

数通のお礼状を書き終え、切手を貼っていると長女の様子がおかしい。
トイレに入ってはすぐに出て、別のトイレに入ってまたすぐに出る、そしてまた最初のトイレ、もうひとつのトイレと何度も繰り返していた。

ここ最近、すんなり《大》が出なくて数回に分けてするから最初はそれかと思っていたけどどうも様子が違う。
あとを付いて歩いていくと、3ミリほどの赤いシミを見つけた。
驚きトイレの中を見てみると少し赤くなっている場所がある。

緊急事態だ！　と思って夫にすぐ病院へ連れて行くことを伝え支度をしていたんだけど、その間にも長女はあっちのトイレ、こっちのトイレをいったりきたり。
途中、畳の部屋でしゃがみこんだのでティッシュを下に敷いたらやっぱり赤いシミが出来た。

心の中はパニックになりながら頭は冷静に保ちキャリーバッグに長女を入れて家を出た。
シミが付いたティッシュももちろん忘れずに持った。
注射と点滴をしてもらい、お薬を三日分だしてもらい帰宅して一時間ほど経った頃、トイレに入ったので様子を見ていたら今度はちゃんと出ていた。
とはいえ、まだ赤い色だったけど。
それでも病院へ行く前は出なくて、何度トイレも入っても出なくて、真っ赤なシミ程度の量だったから少しホッとした。

もともと腎臓が弱い子で、薬を飲み療養食を食べているのだけど悪化したのではなく膀胱炎だったことは、まあよかったかもしれない。
本猫はつらかっただろうね。

今朝は普通にトイレを済ませていたように思うんだけど、もっと早く気がついてあげるべきだった。
トイレをしたことで安心せず、マットもちゃんと確認すべきだな。

薬は三日分だしてもらったのだけど、日曜日を挟むから明日病院へ電話をして様子を伝えることになっている。

いずれにしても、私が出張の時で無くてよかった。