義父を看取ることができた。

昨日、お昼頃まで持つかどうか‥‥
と言われたので義姉に連絡をした。
家で待機していた私も病院へ行ったのだけど、呼吸が浅いながらも持ちそうだったので義姉がきたら一旦家に帰ろうと思っていた。
17時頃に来る予定の義姉を待っている間に容体急変。

ゆっくり、ゆっくり川を渡ろうとしているのが、素人目にも分かった。
義姉に「急いで」と連絡。
夫と必死に声をかけた。
待って、もうすぐお義姉さんくるから!
まだ行ったらあかん、もう着くで!
ちょっと待って!
予定より15分ほど遅れて部屋に駆け込んできた義姉に場所を空けた。

そして17時37分、静かに息を引き取った。

エンジェルBOXが運びこまれテキパキと事が運ぶ。
体中を綺麗にしてもらっている義父を見ながら、
楽になれてよかったね、と思った。

さて、義兄だ。
夫は次男なので喪主は本来長男である義兄なんだけど、全て夫がしてきたので
当然の流れで葬儀の手配などもウチがすることになった。

義父が危篤であること、息を引き取ったことももちろん連絡した。
「あ、そう。あと決まったらまた連絡して」
「あと」とはつまり、葬儀もろもろのことであるわけだけど、
顔を見に来ないのか!
同じ県内だろうが!
なんだ、その側から聞こえている飲み屋のような賑やかしい声は!
危篤だと言っただろ!
今夜だと言っただろ!

そして今朝、火葬の時間を連絡したら、
「ああ、明日かぁ。大事な会議があるでなあ」
おいこら、ちょっと待て。親の葬式より大事な会議ってなんだ?
あんたそんなエライ人ではなかったはずだ!

昨日来なかった時点でもしかしたらと思っていたけど、
まさか本当に来ないなんて。
あんたのそういう姿、息子も見てるんだからね!




こうしてパソコン前にいる私と同じ部屋に今、義父が寝ている。
しかも、写真を撮りたくなるような笑顔で‥‥。

コメント

witch
2016年2月7日22:29

ご愁傷様でした。

ねーこ
2016年2月8日20:03

◆witchさん◆
ありがとうございます

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